2017年秋のCreators Update for Windows 10以降、以前のWindowsバージョンではOneDriveフォルダにアクセスできません。この異変については、公式サイトに記載されています
Fall 2017 Creators Update for Windows 10をインストールして、OneDriveファイルを外付けドライブに同期している場合、外付けドライブをFall 2017 Creators Update for Windows 10よりも古いOSを実行しているコンピュータに移動すると、OneDriveファイルを開くことができない場合があります
回避策として提案されているのは、「2017年秋のCreators Update for Windows 10(またはそれ以降)を実行しているコンピュータを使用してコンテンツを開く」というものです
以前、Windows10で作成したOneDriveフォルダの入ったハードディスクを差し込んで、Windows7で問題を再現することに成功しました。さて、そのディレクトリで何かをしようとすると(ディレクトリを削除したり、cd
を入れたり)エラーが出てしまいます
The file cannot be accessed by the system.
chkdsk
によると、FSには論理的なエラーはなく、私がフォルダの所有者であり、すべてのセキュリティ権限を持っています。ボリュームを使用しているプロセスはありません。それにもかかわらず、この(そして唯一の)フォルダでは何もできません。ブロッキングのメカニズムは何ですか?
60 enkryptor 2019-02-04
NTFS には reparse points と呼ばれる機能があり、ファイルやディレクトリにタグを付けてオペレーティングシステムが特別な処理を行うことができます。例えば、ボリュームマウントポイント (ドライブ文字に代わる Unix 的なもの)、ジャンクションやシンボリックリンク、GitVFS の疎なディレクトリ、実際に WIM イメージの中に保存されているファイル、テープやその他の低速ストレージにオフロードされたファイルなどです
OneDrive の最新バージョンでも、「オンライン ファイル」を実装するために reparse ポイントを使用しています。以前のバージョンではシェルレベルでこれを行っていましたが、多くのプログラムでは動作しませんでした; reparse ポイントを使用して、自動ダウンロードをコア OS に移動すると、ローカル ファイルとほとんど区別がつかなくなります
当然のことながら、新しいタグは古い OS からパスにアクセスされたときにエラーになります。NTFS ドライバはそのようなものをどうすればいいのかわからないので、アクセスを拒否するだけです。例えば、空のディレクトリを表示することもできますが、古い OS がそれに書き込もうとすると、すぐにダメージが大きくなります
fsutil reparsepoint を Cmd 経由で使うと、ファイルやディレクトリに添付されている reparse ポイントタグがあれば、それを見ることができます
74 user1686 2019-02-04